老年前整理を考える。
2011年01月20日
8秒で幸せをつかむ「片づけ力」で私が推奨しているのが、老いる前に整理をすることです。
現場の経験上45歳になったらはじめます。
そして50歳になるまでに、一度自分の持ち物を整理しながら人生を振り返ります。
残す思い出の量の目安は・・・みかん箱の大きさで1箱。
究極の整理収納は遺品の整理です。
高齢のお母様が天国に行かれたクライアントさんが何度も言ってました。
自分の生きた証を片づけしていって欲しかった・・・・
大量の着物やバック。
服に写真に・・・・と何が大切なものなのか、残された家族には分からないんです。
そして、高齢になるにつれて(・・ここからはあくまで私のデータです)片づけをする判断力が鈍くなります。
捨てることが出来なくなります。
入院している実の母は、初めて本を読んだ翌日私に言いました。
「たまみ、私退院したら部屋中を片付けるわぁ。あんたの会社に発注するから、発注書をもってらっしゃい!」
「もう、お母さんたら~」と私が笑うとポツリと言いました。
「事故にあってはじめて気が付いたのよ。もしも、明日命が無くなったら家族に迷惑をかけちゃうでしょ」
お母さん・・・・・・・・・・・・・
退院したら、必ず手伝うからね。
生きている内に思い出をきちんと整理する。
それが家族への最高の愛情だと感じました。
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