ふと…手にした写真。
写真の裏側に書かれていた言葉は戦死。

昔を手繰り寄せるように行った場所は、「知覧特攻平和会館」です。この場所に来ると心が魂が震えて涙が止まらなくなるんだ。

特攻隊で命を国に捧げた人の写真。偶然だけど必然的に手にした写真。写真の整理をしなければ分からなかった事実です。

特攻隊には陸軍と海軍があり、海軍の特攻隊の資料は「鹿屋航空基地資料館」に展示がされているって事に、今回初めて気がついて…
レンタカーを借りて鹿屋まで行ってきました。

今の私たちの生活は彼らの命があってこそ。感謝と感謝と深い感謝しかありません。

生前整理は今だけを見ることではなくて、まずは自分の過去。そして、そのずーっと昔まで見つめる事をいいます。
おじいちゃんがどんな人だったのか…
おばあちゃんは何が好きな人なのか…
九州から戻り、母に直ぐに聞いてみました。

おじいちゃんは心臓病で徴兵検査が通らなかった事。20歳までには亡くなると言われ続けた事。
何故、おばあちゃんはおじいちゃんと結婚したのか？？聞きたいことは山盛りあるのに、母も知らない事ばかり。忘れてしまっている過去は写真が思い出させてくれています。

生前整理では過去をみつめた後に、未来をみていきます。
どんな未来を歩んでいきたいのかを考えていきます。
私自身は、22世紀の子どもたちまでみるように心がけています。

過去を見つめて未来を考えても戦争は絶対にダメです！！！
絶対に絶対にダメなんです。
尊い命をかけてまで、今の私たちの平和に繋いでくれた方々と触れ合い、心の底から深く思いました。