ケアニン〜あなたでよかった〜涙が溢れて止まらない!!
2019年06月09日
ケアニン
〜あなたでよかった〜
涙が溢れて止まらなかった映画。
介護の仕事そのものにスポットを当て、その魅力を余すとこなく描いた作品。
ケアニンとは、介護や看護や医療やリハビリ等、人のケアに関わり、自らの仕事に誇りと愛情と情熱を持って働いている人々を総称した言葉。
新人の介護士がこれといってやりたいことがなかったけれども、漠然とした理由で介護の専門学校へ入学。
卒業後、郊外にある小規模介護施設で働きはじめたが、認知症の高齢者とうまくコミュニケーションが取れないで、悩みぶつかり…いつしか本気で介護の仕事や利用者さんと向き合う姿。
手続き記憶は身体が覚えている記憶。認知症になっても消えない記憶。最後は看取りまでやると決めて最期の1秒まで向き合っているケアニン。
母の姿と重なったからかな…
それとも、私も介護の免許を15年前に取得してたくさんの施設で実習やボランティアをしてきたからかな。
母のディサービスを決める時も数多くの介護施設を見て回った。
悲しい事に、15年前と変わらない状態の施設もあった、、
トイレに行く時間も決められて、やりたくもない体操を無理にさせられている。
お風呂は出来るだけ手早く介助を進めるために、廊下に並んで待たせている。
お風呂に入りたいと思っているかどうかでは無く施設の都合で全てが進んでいっていた。
15年経っても変わらないんだなぁ〜っと、帰り道悲しくなってしまった。
しかし、今母がお世話になっている施設は、利用者さんが笑顔で時間を過ごしているんだよ。
昨日は市場に行ってきたぁーって^ ^楽しかった事を話すことが出来るようになったんだよ。
最高のケアニンと出会い、仲間との時間を過ごし、最後まで生き切る事に向き合っている。
認知症で人生終わりなんて、僕がさせない。
この言葉が胸の奥まで届いて離れない。
認知症になっていることも近くにいる家族が気がつかない事もある。ステキなケアニンがいることも知らない事がある。
知るって大切!!
事前に話し合う事はもっと大切♪♪
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